31話 嫉妬
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名無しを連れ出した白哉は六番隊に戻ってくると、隊首室に入るなり名無しの小さな体を、自分の腕の中にスッポリと収め強く抱きしめた。
”ギュ”
「…っ!/////……び、白哉?/////」
白「………」
「…?」
白「……名無し」
「…ん?何?」
部屋に戻ってきてから一言も言葉を発しなかった白哉が彼女の名前を呼ぶと、名無しは顔を上げて白哉に視線を送った。
白「…私は名無しを誰にも渡したくない
誰にも触れさせたくはない
………そう思うのは私の我が侭なのだろうか?」
「…っ」
白哉はとても悲し気な表情を浮かべ名無しを見つめると、彼女も普段の彼からは考えられない表情と言葉に、驚きを隠せず言葉が出なかったが、名無しはそっと白哉を抱きしめた。
「白哉…ありがとう/////……私の為に嫉妬してくれて」
白「嫉妬…」
「私もずっと不安だったよ。
白哉はそう言った感情をあまり表に出さない人だから、白哉が何を考えているかなんて分からなかったの。
もしかしたら私ばかりが好きなんじゃないのかな?って…。
でも、今の白哉の気持ちが聞けて私は嬉しかった/////
だから安心して。
私は白哉以外のものにはならないから」
白「名無し…愛している
これからも…永遠に」
「うん、私もこれからもずっと白哉だけを愛しているよ////」
END