31話 嫉妬
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浮「あ、もし良かったらお茶でも飲んで行かないか?
そろそろ3時だし、休憩も必要だよ」
浮竹に言われ時計を見ると確かに3時になっており、名無しはお言葉に甘えてお茶をする事にした。
「じゃあ、私が淹れますよ」
名無しはお茶の準備をし、浮竹は戸棚からお茶菓子を取り出した。
彼女はいつも白哉にお茶を出していたので、馴れた手つきで湯のみに淹れると、お盆にのせて戻ってきた。
「浮竹隊長、淹れまし…Σキャッ!!」
浮「危ない!!」
戻ってこようとした時、畳の縁につまずいてしまった名無しはバランスを崩してしまい倒れそうになった。
しかし浮竹が瞬時に名無しの体を支えるとお茶だけが畳を濡らしてしまい、湯のみがコロンと足下に転がり落ちた。
浮「大丈夫かい!?火傷は!?」
「あ、だ、大丈夫です/////…すみません∪お茶零してしまって!」
幸いにもお茶は名無しにかかる事無く、火傷も無かった。
とっさの事だったので、浮竹は名無しを抱きしめるような体制になっていると、タイミングが悪い事に白哉が入ってきた。
白「浮竹、邪魔する………っ」
「あ、びゃ…朽木隊長」
浮「白哉じゃないか、珍しいな此処に来るなんて」
白「……兄達は何をしておる?」
「…え?…あ、す、すみません!/////」
浮「あ、俺こそすまない!」
白哉に言われ、2人はお互いが未だに抱き合っている事に気付くと慌てて体を放した。
しかし、前に起きた事情を知らない白哉は、名無しの手を掴むとそのまま無言で十三番隊を出て行った。
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