30話 君への確かな想いは…No2
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杏理は呆然とその場に立ち尽くすと、藍染が言っていた言葉が彼女の頭の中でエコーしていた。
「…ふ……ざけ…ないでよ」
藍「……」
「ふざけないでよ!!
一護の抹殺!?
現世と尸魂界の消滅!?
崩玉との融合!?
そんな事させない!!
例え喉元に刃を突き付けられて脅されようとも、私は藍染の言いなりにはならない!!」
杏理は藍染を睨みつけ、怒りの声は部屋全体に響き渡った。
藍「クククっ…君がそう言うだろうという事は想定していたよ。
だが君に否定権は無い。
さっきも言っただろう「私達にとって無くてはならない存在だ」と…。
どんなに拒もうと、私の前ではそんなもの何の意味もなさない」
”シュンっ!”
「Σっ!!」
玉座から瞬歩で杏理の背後に来ると、彼女の肩にそっと触れ小さく耳元で囁いた。
藍「君はその手で新たな時代を掴むんだよ」
「……っ!
私はそんなもの望まない!!」
藍「それは私が決める事だ。
…ギン、要…崩玉の準備を始めるよ」
「「はい」」
藍「グリムジョー、彼女を連れて行ってくれ」
グリ「はい」
藍「そして杏理…君は暫くの間眠っているといい。
次目が覚めた頃には、何もかも忘れて違う自分として誕生してるだろうから
全ての記憶を無くし
我らの仲間として……。」
「い…いや
やめっ!!
離してぇ!!!」
忘れたくない!!
一護!!
一護ォ!!
END