30話 君への確かな想いは…No2
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「……っ……ここ…は」
…ぁ…そうか
私はグリムジョーに虚圏に連れてこられたんだ。
その頃、虚圏に連れてこられた杏理は、見慣れないベッドの上で意識を取り戻した。
そして、気だるい体を起こしベッドから下りると、杏理はその真っ白い部屋の扉に向かった。
早くこんな所から出ないと!
杏理は部屋から出て行こうとドアノブに手を伸ばそうとしたその時、タイミングよく開かれると、そこには自分を連れてきた張本人のグリムジョーの姿があった。
「Σっ!…グリムジョー!」
”バッ!”
っ!!
斬魂刀がない!?
グリ「目が覚めたか。
此処から逃げようと思ってたんだろうが、残念だったな」
グリムジョーと鉢合わせしたことに杏理は驚きの表情を見せると、直様腰に刺していた斬魂刀を引き抜こうとした。
しかし、斬魂刀はそこに無かった。
グリ「それと戦おうとしても無駄だぜ」
「私の刀は何処…」
グリ「そんなもん必要ねぇ
…藍染が連れてこいと命令だ」
「それに応える義務は無い」
グリ「テメェに拒否権はねぇよ
それに此処でテメェがどんなに反抗しようと、この虚圏から出られる事なんてできねぇ。
今のテメェにとってどう行動する事が有効的かわからねぇわけじゃねぇよな?」
「……っ」
グリムジョーの言葉で杏理も少し考えると、先ほどまでの殺気を少し抑えると、彼もまた彼女が理解したと思い、小さく不敵な笑みを浮かべた。
「藍染の元へ案内しなさい」
グリ「着いてこい」
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