29話 君への確かな想いは…No1
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驚いたグリムジョーはとっさに杏理から距離を取ると、動かなくなった腕を見て小さく舌打ちをした。
グリ「テメェ…何しやがった」
「私の斬魂刀は凍結…。
ドライアイスと思ってもらって構わないわ」
グリ「ドライアイスだと?」
「触れた物は瞬時に凍らせる。
氷と違って0°では固まらず-79°で固まるから、皮膚なんてあっという間に凍傷を起こすわ
その証拠にアンタの腕は火傷したみたいになっているでしょ」
グリ「…っ」
「そして…使い方によっては危険だったりする」
夜叉姫の鋒から白い煙が出て来ると、それは球体へと変わり、杏理は刀を振り下ろし、ボーリングの球程の球体をグリムジョーに向かって投げた。
グリ「はっ!こんなもの効くかよ!!」
「むやみに触ると…」
”ドォォォオオオン!!!”
「爆発するわよ」
黒「Σっ!?」
彼女が投げた球体はグリムジョーの前で想像もつかない程の大爆発をすると、その威力に一護は驚きの表情を浮かべた。
黒「お、おい!今のは!?」
「ドライアイスは液体じゃなく二酸化炭素で出来ているからね。
球体に二酸化炭素を圧縮して衝撃を与えると爆発を起こすのよ。
普通のはそこまででもないけど、私のはかなり高密度に圧縮しているから威力も半端ないの。
虚や人体だとかなりのダメージなんだけど、破面となったら……」
グリ「ハァッ…ハァッ……く、クソ!!」
「一発じゃ死なないのよね〜」
爆発した煙が徐々に薄れていくと、そこには杏理の攻撃を受けたグリムジョーの姿があり、爆発の威力が凄かったのか、そのダメージは大きかった。
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