28話 死神に…人間に…恋をした
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恋「ん?一護、その女誰だ?」
一護の後ろで自分の事を見ている名無しに気付いた恋次は、覗き込む様にして名無しに視線を送った。
黒「コイツは俺の幼なじみの名無しだ。
一応名無しも霊感はある方だから虚も死神も普通に見えるみたいなんだ」
恋「へ~、宜しくな名無し。俺は六番隊副隊長の阿散井恋次だ」
「あっ…名無しです!宜しくです恋次さん/////」
差出された恋次の手を見つめ、握手を求めていると思った名無しは、すぐさま恋次の手を握りしめると、彼の手はとても大きく、ゴツゴツした手から温もりが伝わり名無しは一瞬ドキッとした。
その後浦原商店での用件は終わり、自宅近くの路地にさしかかった。
黒「じゃあ気をつけて帰れよ」
「うん、一護もね。ばいばーい」
夕日が空を赤く染め、沈む太陽の光が名無しの影を帰る方向に長く伸ばした。
歩く度に夕食の準備をしている家庭から、美味しそうな香りが名無しの鼻をかすめ、彼女も今夜の夕食は何かな?と考えていた。
そのときだった、フッと空に視線をやると、電柱の先に佇んでいる恋次の姿を発見した。
「…あ…恋次さん?」
夕日の様に赤い髪
綺麗……
まるで燃えているかの様に
恋「…ん?」
「Σっ!//////」
ずっと見ていたせいか、何かの気配を感じた恋次は上から名無しの方に視線をうつすと、突然の事に彼女は一瞬顔を赤らめた。
鋭い眼光
大きな手
貴方から伝わってくるその温もりは…本当に今の夕焼けの様
あぁ…これって一目惚れなのだろうか
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