25話 君だからこそ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
藍「…前に…君がこの部屋で私に聞いてきた事覚えているかい?」
「…え?」
【なんかこの部屋殺風景ですね?
飾り付けってしないんですか?……せめてお花とか】
「覚えてますよ…私がそう言ったら藍染隊長は…」
藍【まるで私の心の中みたいだろう】
「…よく分からなかったんです…でも自分なりに解釈してみました」
藍「どんな風にだい?」
「…淋しいのかな?……孤独なのかな?……心にぽっかりと穴が空きそうなぐらい満たされないのなら…私が少しでもその穴を埋めたいって
私に出来る事があるのなら…満たす事が出来るなら
私は……私は」
藍「ありがとう名無し君」
藍染は下からそっと名無しの頬に手を添えると優しい表情を浮かべた。
藍「私は君に甘えていたんだよ。
いつも側にいてくれる名無し君に…。
此処へ連れてきたのも、いつも側においておくのも、私の中で満たされないものを君が満たしてくれている…。
私は、こんなにも君に執着してるんだよ」
「じゃあ、藍染隊長の心がこれからも満たされていくのであれば、もっと私の事を探してください
探して探して側に置いてください
私が此処から消えていなくならないように
もっともっと私に執着してください」
ヒラヒラと舞う蝶の様に
私という存在が逃げても…
藍染隊長にはいつものように
探して見つけてほしいです。
藍「…わかった。
名無し君がそこまでいうなら」
”ドサッ”
「……え?∪」
.