25話 君だからこそ
夢小説設定
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「藍染隊長、グリムジョーは悪くありませんから虐めないでくださいね!?」
藍「虐めてなんか無いさ…躾けているだけだよ」
藍染は彼女の肩に腕を回し、自分の所から逃げられないようにガッチリと固定すると名無しも断念したのか、藍染に素直に従った。
「ところで藍染隊長?」
藍「何だい?」
「私に何か用があったんじゃないんですか?」
長い廊下を2人で歩き、たどり着いた先は藍染の自室だった。
いつ来ても殺風景だと感じる名無しは、過去に飾り付けとかしないのかを訪ねた事があり、藍染は「まるで私の心の中みたいだろう」と応えただけで、それ以上の事は何も言わなかった。
藍染は部屋に招き入れると、目の前にあった大きなソファに彼女を座らせた。
2人が座っても十分過ぎる程の大きさがあり、男の人一人でもベッドとして寝れそうなぐらいの長さがあった。
名無しはソファの端に座ると、藍染は当たり前のようにして彼女の太ももに頭を乗せた。
「ちょっ!////藍染隊長!?/////」
藍「暫くの間このままでいてくれないかい?」
「…は…はい/////」
下から見上げてくる藍染の表情はとても素敵で、一瞬にして名無しの顔は赤くなった。
いつもなら平気で胸やお尻を触ってくるセクハラを受けているのだが、この日の藍染は何だか違っていた。
横になったからといって特に何かするわけでもなく、ただ静かに目を閉じた藍染に対して、名無しも嫌がる事無く、サラサラと流れる彼の髪にそっと触れた。
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