24話 一瞬でも君を
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
”コンコン”
「喜助さん、私……入っても良い?」
##NAME1##は扉越しに彼の返事を待った。
いつもならノックをするよりも先に、喜助の方から扉を開けてくれるが、今回は##NAME1##が訪ねてから少しして「どうぞ」という喜助の返事が返ってきた。
##NAME1##は中へ入ると、喜助は机に向かって何やら書類を眺めていた。
多分尸魂界からの報告書やら、技術開発に関する物だろうと思い、邪魔をしちゃ悪いと思っていたが、夜一から後押ししてもらったのもあり、##NAME1##は静かに彼の後ろまでやってきた。
「…あ、あの」
喜「…………」
##NAME1##の声にすら顔を向ける事なく、喜助は黙々と資料に視線を落としていた。
【お主らはお互いにお互いの気持ちをちゃんと伝えておるのか?】
【如何してほしい」、「こうしてほしい」と訴える事も大切なんじゃよ。】
うん!
ちゃんと伝えなきゃ!!
”ギュッ”
喜「……え…」
突然背後から温かなものを感じた喜助は思わず声を漏らしてしまい、少し遅れて##NAME1##に抱きしめられてると気づいた。
「…喜助さん…さっきはきつい事言っちゃってごめんね
……さっき夜一さんから「「好き」や「愛してる」ばかりが全てではない…「如何してほしい」、「こうしてほしい」と訴える事も大切だ」って言われたんだ。
私ね……喜助さんの事すっごく大好きだよ//////
喜助さんが私の事を心配してくれてるのも嬉しいし、愛されてるんだって思う…。
でもね…少しで良いから…私の事を信じてほしいの
私の好きな人は浦原喜助ただ一人
喜助さん以上にかっこいい人はこの世に居ないんだから、私が誰かを好きになるってことはあり得ない
でもね、喜助さんが好きなのと同じぐらい友人の事も大切なの
私に取って大切な仲間なんだ
喜助さんにもその気持ち判るでしょ?」
喜「…はい」
「でも心配しないで…私はいつだって喜助さんの所に帰ってくるから…一番大好きな人の所に」
.