恋「今は隊長もいねぇし、俺たちの邪魔をする奴もいねぇ……さっきの続きといこうじゃねーか♪」


「いややいや！！だから続きも何も、それ以上の事も無いから！/////ほら！ルキアに見られたら大変だよ！？」


恋「今はルキアなんて関係ねーよ。それにルキアにはあのシスコン隊長がいるじゃねーか。俺は名無しが一番欲しいんだよ」


「うわぁ～～凄い言い様だね（汗）もしかしなくても、そのシスコン隊長って」


白「よもや私の事を申しておるのではあるまいな？」


折角の二人っきりの時間を凄していた恋次だったが、ものすごい霊圧とともに名無しを追ってきた白哉が二人の間に割って入った。


恋「もしかしなくてもアンタの事に決まってるだろ」


白「確かにルキアは緋真から守るよう言われた妹だ。しかし！！ルキア以上に名無しを貴様ごときの羽虫に渡すつもりなどない！名無しは朽木家の嫁として嫁ぐのだ」

「えっ？そんな事聞いてないんだけど！」


恋「寝言は寝てから言ってください。名無しは俺と同じ墓に入るんスから♪」

「墓ぁ！？凄い叶いもしない遠い未来を想像しちゃってるねぇ……っていうか二人ともふざけた事言わないでくださいよ」



言い合いを始めてしまった二人を止める事ができずに名無しは困った表情を浮かべていた。



白「名無しは朽木家に嫁いだ暁には私とともに風呂と床をともにするのだ」


恋「お。俺だって名無しと一緒に飯食ったり、風呂に入ったり、夜は愛を深め合ったりするんスから！」


白「兄には名無しは贅沢すぎる」

恋「隊長だって言い寄ってくる女はほかにもいるんですから、名無しを諦めたほうが良いんじゃないんすか？」




～～～～何時までこれが続くんだろう
いい加減飽きてきちゃったよ

あ、そういえば今日は確か現世からルキアちゃんが帰ってくるんだったなぁ
久しぶりだから今日は一緒にご飯でも食べにいこう♪



二人のやり取りを見ていた名無しだったが、いい加減飽きてきた所為か頭の中では別の事を考えていた。


しかし次の瞬間


"ガシッ！”


「え？」


突然言い争いをしていた二人が名無しの肩をつかむと、急な事に驚き声を出した。


恋「名無し今此処で誰が一番なのか決めてくれ！」

「は？」


白「兄が今此処で私と恋次のどちらを選ぶまでは引く事はできぬ」


隊長と副隊長にジリジリと歩み寄られた名無しは二人の迫力に言葉を詰まらせた。






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