少ししてギンが答えた。



「有り得へんよ」



「・・・へっ？」



そのことの意味が理解できなく名無しは変な声を
出してしまった。



「名無しちゃんが僕から離れる事は有り得へんよ。
・・・でも、もしも僕から名無しを奪う奴が現れたら、僕がそいつを殺したる。
例え名無しちゃんが嫌や言うても絶対に離さへんよ。」

私はその言葉で不安だった気持ちも、夢の事も全て吹き飛んでしまったような気がした。



「ギン・・・」
「

何？」


「有難う（微笑）」


「ギン・・・」


「ん？」


「大好き♪・・・愛してるよ」



「知ってんよ」



「私、ずっと傍にいるから」




「僕もや♪」







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