「ルキア…もう大丈夫だからね。すぐに助けてあげるから………あ！はーなーちゃぁぁん♪」


幸恵は微笑みながらルキアに語りかけ近くにいた花太郎を見つけると、勢い良く抱きついた。

花「うわぁぁ！//////き、急にどうしたんですか！？幸恵さん!//////」

「何でも無いんだけど、ヤッパ花ちゃんは可愛いｖｖっていうか抱きつくと落ち着く！」


花太郎は抱きついてくる幸恵に顔を真っ赤にしていたが、それを見ていた白哉は額に青筋を浮かべて話しに割って入った。


白「幸恵…邪魔をする事は許さぬ…いくら羽虫とてそ奴は旅禍。死を与える事こそ掟を守ると言うことだ。」


「……それ…本気で……言ってるの」


白哉の言ったことに眼を見開き問うと、いつもと変わらない表情を浮かべ言った。



白「……これが冗談に聞こえるか？」


「私…白哉の事大好きだよ……でも……自分に嘘をついている白哉は大ッ嫌い!!……どうしても、この子達に手をかけるというなら私が相手をしてあげる」


幸恵は再び自分の斬魂刀に柄に手をかけ、いつでも抜けるようにした。


白「…一つ聞く……何故幸恵も旅禍もそうまでしてルキアを助ける…」


「…守ると決めたの……私の大切な人を……。私は、その為にこの世界に来た……それ以上は理由なんてない」


白「……そうか……だが、大罪は死して償うべき…それが掟だ……無駄な時間を過ごした。終らせて幸恵は朽木邸に連れて帰る」


「……っ……」

無駄だと解っていても、白哉の口から冷血な言葉を聞いた幸恵は哀しみと怒りから一気に霊圧を爆発させた。




.