二人が恋仲となった次の日の早朝のこと、白哉と夜を共にした幸恵は一番に目が覚めた。



「っ…ん…朝？」



外は薄っすらと朝日が昇りはじめ、フと隣にいる愛しい人の顔を覗き込めば、女以上に美しい顔立ちが間近に有った。


白哉は幸恵を離すまいと寝ている時も包み込むように抱きしめ、滅多に見れない白哉の寝顔を今の内と言わんばかりにマジマジと見て顔を紅く染めていた。



「っ…かっこいいかも//////」


……∑ハッ…なぁぁに朝からびゃっくんの寝顔を見て和んじゃってんのよ!!
っていうか私びゃっくんとしちゃったんだよ!!//////
うわぁι良いのか!?びゃっくんのファンってそれなりに多いのに、このことが他のファンに知られたら私闇討ちにあうかもι



白「…起きておったか」


「∑っうはぁあ！/////…びびビックリしたι」


白「朝から五月蝿い奴だ」


「いきなり話しかけてくるからじゃん！ι……まぁ、いいやおはよう♪」


白「あぁ」



白哉は朝の挨拶の代わりに幸恵の額に軽くキスをすると、再び彼女の温もりを感じるように正面から抱き寄せてきた。


白「昨夜はとてもいい声で鳴いておったな（微笑）」


「…∑なっ！//////一々恥ずかしいこと言わないでよ////……あ、っていうか今日は隊首会は無いの？」


白「隊首会はない、その代わり副隊長達の定例集会は行われるが」



白哉は体を起こし牽星箝の付けてない髪を後ろにかきあげた。








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