喜「幸恵さん死神になれるんスか？」


「ん～～～多分。此処に来る前マントの男が『お前に全ての力を授ける』って言ってたの♪もしかしたら死神になれるかな？って思ってね♪」


喜「あまり信じられないっスねι私には今の幸恵さんからは霊圧が微量も感じ取れないっすよ。でも幸恵さんが試してみたいとおっしゃるならこの後地下の勉強部屋にでも行ってみましょう」


喜助の言葉を聞き、幸恵は急いで朝食を済ませた。









＊勉強部屋in地下＊



喜「では幸恵さん。出来るかわかりませんが霊力を出してみてください。もしもそれ相応の霊力があれば死神化できるかもしれません。」



「うん」



そして心を落ち着かせ気持ちを集中させると、幸恵は一気に霊力を出した。


゛ゴァァァァ！！”



「「「「∑っ！！！？」」」」




なっ！なんスか！？――この桁外れの霊圧は！！？
幸恵さんは少ししか出していないかもしれませんが、この私でさえ立っていられるのが難しい…………此処までの力とは予想外っスねι



幸恵のあまりにも強い霊圧に喜助やテッサイは全身からは冷や汗を流し、体が震えていた。
ウルルやジン太にいたっては意識さえ失っていた。


喜「幸恵さん……もっ…もう…分かりましたι」



喜助の言葉を聞いた幸恵は直ぐに霊圧を下げた。










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