白哉やから、念願の斬魂刀でり呪われし刀の「紅妖刀」を貰い受けると、直ぐに隊舎近くの裏山で始解の修行を始めることにした。



幸恵は鞘から刀を抜き出すと刃は美しく太陽の光を反射し、柄や鍔も深みある紅をかもし出していた。

それを見ているだけで、数々の死神を呪い殺してきた妖刀とは思えないほど魅了してしまうほどであった。





「……凄く綺麗…――っ…よし！！ルキアの為に一週間で始解をマスターしてやろうじゃん♪！」



と言ったものの始解ってどうやればいいのかな？一護は確か喜助さんに相手してもらってたんだよね？


「……………∑あっ！そうだ！私も喜助さんに教えてもらおーっとｖｖ我ながらナイスだねぇ♪」




そして幸恵はルンルンに白哉の所へと足を運んだ。







゛コンコン”


「はぁ～い♪白哉入るねｖ」


白「どうした？」



「えっとね、始解の方法が分からないので今からちょっくら現世に行ってくる♪まぁ、大体一週間したら戻ってくるから心配はナッシィングよ（笑）」



白「っ……勝手に現世に行くことは許さぬ」



「私が許したからいいの！私に決定権があるからいいの！……じゃ！そういうことで♪……エスパース！」




そして次の瞬間幸恵の姿は白哉の前から一瞬で消えてしまった。






白「っ！………幸恵か…――不思議な女だ」









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