第49話 今はただ信じて突き進む
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ウルキオラは長い階段を一歩ずつ降りだした。
黒「…テメェは………ウルキオラ……」
ウル「売れの名を覚えているのか
お前に名乗った覚えは無いんだがな
ーーまぁ良い
お前に会いたいという奴を連れてきてやった
幸恵…出てこい」
黒「Σっ!?」
ウルキオラが彼女の名前を呼ぶと、階段の入り口には自分たちが必死になって助け出そうとしていた幸恵の姿があり、彼女の姿を確認した一護は驚きの表情を浮かべ声を詰まらせた。
「…い…ちご…」
幸恵も霊圧から彼がいる事は分かっていたが、いざその姿を確認すると、今まで我慢していた涙がポロポロと溢れ出てきた。
黒「ーー幸恵」
「ヒクッ…一護ぉ!!」
黒「幸恵!!」
幸恵は瞬歩で階段下まで降りてくると、直様一護の元へと駆け寄ろうとした。
お互いに伸びた手が後少しで触れ合うと思った次の瞬間、二人を一緒にさせまいというかのようにウルキオラが二人の間に割って入った。
ウル「そこまでだ幸恵」
「っ!」
黒「っ!」
ウル「貴様を此処へ連れてきたのは、奴に引き渡すためではない」
さっきまで変な感じだったが…この死神に幸恵を会わせた途端…何故か今まで以上の殺意が芽生えた。
何故だ…?
いや…この死神だけじゃない…
グリムジョーと一緒にいる時や、藍染様といる時だってそうだ…。
幸恵を誰にも渡したくない…
ただそんな感情が…俺に付き纏う…。
ウル「残念だったな死神」
黒「ーー何の事だ…っ」
ウル「貴様も感じたはずだ
一人の霊圧が消えた事を
ーー朽木ルキアは死んだ」
黒「Σ!……何…だと…!?」
.