第48話 勝つ自信
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「さてと…今からだと一護はウルキオラの宮に向かっているはず
此処からだと瞬歩で飛ばせば何とか間に合うかもしれない」
部屋を出た後幸恵は弱い霊力で何とかして一護の霊圧を探ると、ウルキオラの宮に向かって瞬歩で移動を開始した。
このブレスレットどうにかして取る方法を探さないといけないのに…今はその時間すらも惜しい
作った人がザエルアポロなら、先に彼の研究室にいく方が良いかもしれないけど…
素直に外し方を教えてくれるはずもないと思うし…∪
「ったく!本当に良い趣味してるよね#」
市「何が?」
「Σっ!!?」
幸恵が移動している時だった、周りには誰もいないと思っていたその時彼女の耳元で囁くように声が聞こえたので、咄嗟に後ろを振り向くとそこには市丸の姿があった。
「っ…ギ、ギンちゃん
何で此処に!?」
市「そないに驚かんでもええやん
ボクは此処をたまたま通りかかっただけ
そこに幸恵ちゃんが通りかかったから声をかけただや
ーーで?何処に行くん?」
「…っ」
正直に言うべき?
もし此処で本当の事言って藍染の所に連れて行かれたら?
部屋に閉じ込められてしまったら…今の霊力じゃなにもできなくなっちゃう…
市「あぁ〜そないに警戒せんでもええよ
藍染さんには黙っといてやる」
「…え?」
市「言うたやん
ボクは此処をたまたま通りかかっただけやて
それにボクは藍染さんからの命令以外で動く事はせんよ
聞いてる事はただの興味本位やから」
「…ウルキオラの宮に行くの」
市「ウルキオラの?
……あぁ、あのオレンジの髪の子か
確かに霊圧近づいてんね
じゃ、気をつけてな」
そう言うと市丸は背を向けて彼女とは反対方向に歩き出した。
「待ってギンちゃん!」
市「ん〜?」
「本当に私を捕まえないの?」
市「捕まえへんよ
だって幸恵ちゃん捕まえたら面白くないやん♪
幸恵ちゃん見てたらいい暇つぶしにやるし
まぁ、精々楽しませてな
ーーバイバイ♪」
市丸は彼女に軽く手を振ると、その場から姿を消した
END