第48話 勝つ自信
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「今の私は皆の足手まといにしかならないけど、それでも私はこれら先の未来を少しでも変えたいって思ってる
まぁ、それが本当に良い事なのか解らないんだけどね
でもね…その為には私一人じゃ何も変えられないの
一護がいて、チャドがいて、雨竜がいて、ルキアや恋次がいて…。
ーーそして織姫がいる…。
誰一人欠ける事はできないの…
皆の力がこの戦いでは必要なの
だから織姫皆を信じて
此処では誰も死んだりしない
皆で現世に帰ろう」
織姫は幸恵の言葉が嬉しくなり、再び目に涙を浮かべた。
織「う…うん!…ヒクッ…うんっ…私も皆と一緒に…帰りたい」
「はいはい!
それじゃあもう泣くのはお終い!
折角の可愛い顔が台無しじゃない
お腹も減ってるでしょ?
ちゃんと食べて体力をつけないと戦えないよ!」
幸恵は織姫を椅子に座らせ、目の前のテーブルに料理を並べていくと、織姫はいつもの様な笑顔を取り戻すと同時に美味しそうな匂いにつられお腹も鳴りだした。
織「幸恵ちゃん…ありがとう」
「お礼を言うのはまだ早いわよ
戦いはまだ始まったばかりだからね」
織「これから幸恵ちゃんはどうするの?」
「…私は…」
力になれるか分からないけど
守ってやれるか分からないけど…
「これから一護の所へ行こうと思う」
これから一護はウルキオラと戦う事になる
他の皆の事も気になるけど…
少しでもこの状況を変える事ができるなら…
「…織姫これだけは信じて」
織「幸恵ちゃん?」
「これから先戦いはどんどん激しくなる
沢山怪我だってするし、戦線を離脱するかもしれない
ーーでも、それでも私達はこの戦いを終わらせる
どんな状況になっても私達は死なないし負けない
だから織姫心配しないで、絶望しないで、泣かないで
私達を信じて待っていてほしい」
幸恵は織姫の両手を自分の手で包み込み、その意志を彼女に伝えると、織姫も幸恵の気持ちが伝わったのか、いつものようにニッコリと笑って答えた。
織「分かった
私は幸恵ちゃんや皆の事信じる
ーー信じて待っているから
だから私からもお願い…
絶対に…死なないで!」
「うん!勿論!」
そう言うと幸恵は「じゃあ言ってくるね」と言い残し部屋を後にした。
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