第48話 勝つ自信
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ウルキオラやノイトラと別れた後、幸恵は織姫の部屋に行きながら考え事をしていた。
一護達の事だから確か十刃落ち(プリバロン・エスパーダ)との戦いはそこまで時間がかからなかったはず…。
皆修行をしてそれなりに強くなっているから心配しなくてもいいけど、問題は十刃との戦いのとき…。
確かルキアはアーロニーロ、チャドはノイトラ、雨竜と恋次はザエルアポロ…そして一護はウルキオラ…。
できる事なら皆の元へ駆け付けて助けたい…
でも今の私じゃーー。
幸恵は藍染によって着けられたブレスレットを見つめた。
【そのブレスレットを付けている事で普通の死神と変わらない霊力しか出す事ができないようになっている】
【それを無理に外そうとしない事だ。
ーーもし、そのブレスレットを無理に外そうとすれば体中に強力な電流が流れ込む仕組みになっている】
「…本当に余計な事をやってくれるわよね#
でもまぁ、爆弾じゃないだけマシか」
グリ「何がだ?」
「っ!…びっくりしたぁ
グリムジョーか」
霊圧抑えられてしまってるからグリムジョーの霊圧にすら気付けないなんて…
「どうかしたの?」
グリ「お前の霊圧が弱くなったのが気になっただけだ」
「あぁ〜…ならこのブレスレットのせいだよ」
グリ「何だそれ」
「藍染からの迷惑な贈り物
霊力制御装置だって
普通の死神と変わらないぐらいの霊圧しか出せないから弱く感じたのかもしれないわね」
グリ「そんなに邪魔なら外しゃぁいいじゃねぇか」
「それができたら苦労しないわよ∪
無理に外せば感電する仕組みになっているみたいだし」
グリ「だったら俺の側にいろ
ノイトラに知られれば殺されるぞ」
「グリムジョーの側にいる事はできない…
貴方は一護とも戦わないといけないんだから
それに、今の私は足手まといにしかならないかもしれないけど、皆の事できるだけ守りたいって思ってるから」
幸恵は小さく微笑み、「じゃあね」と言ってその場から立ち去ろうとしたそのとき、彼女はチャドの霊圧を感じた。
「Σっ!……チャド…」
グリ「一人やられたな」
「ーーうん……でも…大丈夫
皆はとても強いから」
そう、心配しなくても大丈夫
皆は必ず勝つから…
それに尸魂界からだって…
「ーーじゃあ私は織姫の所に行くから」
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