第47話 私にできる事
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ウル「…幸恵は自分の意志ではなく藍染様の命令で東仙統括官が彼女を連れてきた。
井上織姫と違い死神達にとって幸恵は”自らの意志による裏切り”ではなく”敵による略取”
もしそうなると尸魂界の死神達がこちらに攻め入ってくるのも時間の問題かもしれんな」
ノイ「ハッ!それならそれでおもしれぇじゃねぇか!
どうせ今侵入している死神共が死ぬのは時間の問題だ。
暇つぶしにもならねぇなら、俺は尸魂界からの死神で楽しむまでだぜ!」
ウル「…それは貴様の勝手だ。
だがこちらには幸恵という存在がいる事も忘れるな。
吉とも凶とも分からん存在だ
ーーーそうだろ…幸恵」
ウルキオラは自分の後ろにいるであろう幸恵に声をかけると、隠れても意味が無いと思った幸恵は廊下の角からゆっくりと出てきた。
「そうだね…私はここに自分の意思で来たわけじゃないからし尸魂界にしてみたら私は”助けに行くべき存在”ーー。
それとさっきのウルキオラの読みはちょっと違うかな」
ウル「ーー何?」
「織姫は”逃げる力”や”歯向かう意志”を捨てたわけじゃない
彼女は皆を守る為に”一人でここに戦いに来た”って言った方が正解かもしれないわ
ーーあの子は…本当に強い心を持っているよ」
小さく微笑んだ後、幸恵は彼等の前を通り過ぎていった。
そしてその頃織姫は、部屋に設置されているソファーに座り
先ほど藍染と話した事と崩玉を見た時の事を思い出していた。
あの人が私を信用して崩玉を見せたとは思えない…
だけど少なくとも崩玉の在り処はわかった…
そして…私の能力の事も……
【起こった物事それ自体を否定し、事象そのものを消滅させるーーー】
…ありがとう黒崎君…助けにきてくれて
だけど私はここでやるべき事を見つけたの…
それはきっと私にしかできない事ーー…
私の能力で崩玉をーーー
存在する前の状態に戻すーーーー…!
NED