第47話 私にできる事
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「やっぱり卍解は無理かぁ
…でも始解ができるだけでも安心したわ!
何もできなかったらただの足手まといになっていたと思うからね」
紅【ーー動くのか?】
「ぼちぼちね…でもその前に私は織姫についてあげないと…。
…今彼女を守れるのは私だけだから…。」
紅【分かった。
ただし今の幸恵は他の奴等に比べて霊圧が低すぎる
無茶だけはするな】
「分かってるよ」
幸恵は紅覇を鞘へ戻すと、今自分にできる事からやろうと決めた幸恵は織姫のいる部屋へ行く事にした。
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あ〜ぁ…それにしてもこのブレスレット本当に邪魔臭いなぁ
さっき瞬歩してみたけど10メートルぐらいしかできなかったし#
「もしかしたら鬼道もショボくなってんじゃないのかな?
ーー恋次と同等になってたりして」
……ん?
声が聞こえる…。
そんな事を言いながら廊下を歩いていると、曲がり角に差し掛かった所で誰かの話し声が聞こえてきたので、幸恵は気配を消してその話し声に聞き耳を立てた。
「”誰にも気づかれず一人のみに別れを告げさせる”ということは、逆に言えば”一人のみに別れを告げた痕跡を残す事ができる”ということだ」
「……それが何だ?
そんな事されちまったら失敗じゃねぇのか」
ーーこの声ウルキオラとノイトラ
ウル「逆だ
”別れを告げた痕跡”は投降の瞬間自らの意志と行動の自由があった事を示す動かぬ証拠となる
つまりその痕跡が強く残れば残るほど、女の行動は仲間達の眼に”自らの意志による裏切り”と映る
最後に関しては成功とはいかなかった様だが、それでも尸魂界に関してはほぼ手を引いたと見ていいだろう」
ノイ「……よく考えられてんな
さすがは藍染サマってトコか?」
ウル「よく考えられている?
遊びだ…こんなもの藍染様にとってはな
嵌れば良し、嵌らずとも良し
いずれにしろ今あの女にはここから逃げる力などない
歯向かう意志もその力もな
ーーただし幸恵は別だ」
ノイ「どういう事だ?」
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