第47話 私にできる事
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…え…何これ?
何か身体に力が入らない…。
っていうか…藍染の霊圧がさっきより強く感じるーー。
「藍染…これ何?」
藍「フッ…早速効果が出てきたみたいだね
それはザエルアポロに頼んで作ってもらった霊力制御装置だよ」
「…え…それってどういう事?」
藍「そのままの意味だよ。
それを付けている間は霊圧を自由にコントロールする事はできない
幸恵君は今まで私以上の強い霊力を持っていたが、そのブレスレットを付けている事で普通の死神と変わらない霊力しか出す事ができないようになっている。」
「Σなっ!
…何でそんな事を!」
藍「強すぎる霊力に咥え、未来を知っている君は我々にとってはメリットでもあるが逆にデメリットの方が大きすぎるからね。
私達に協力してくれるなら良かったんだが、そんな感じには思えないーー。
それなら私の計画が終わるまで君には大人しくしててもらおうと思ってね」
「だったらこんなモノ!」
藍「言っておくがそれを無理に外そうとしない事だ。
ーーもし、そのブレスレットを無理に外そうとすれば体中に強力な電流が流れ込む仕組みになっている。」
幸恵はブレスレットを外そうと指をかけていたが、藍染が嘘を言っているような気がしなかったため、ブレスレットから指を離した。
「いちいちやる事が卑怯なのよ!
…っ!」
霊圧が上がらないーー。
藍「クククっ…言っただろう
霊圧コントロールはできないって
さぁ、今の状態で君は何処まで仲間を守る事ができるんだろうね?
頑張って足掻いてみるといい」
小さく不適な笑みを浮かべた藍染は幸恵の耳元で「私はゆっくりと見物させてもらうよ」と言って囁くと、そのまま部屋を出て行った。
ーーどうしよう…。
「っ!…そうだ!紅覇なら何か教えてくれるんじゃ」
幸恵は腰に差してあった斬魂刀を鞘から抜くと、紅覇に話しかけた。
「紅覇」
紅【まさか霊力を押さえ込まれるとはな】
「ゴメンね…私も少し油断してしまってた∪」
紅【いや、幸恵を責めているのではない
ーーだがこのブレスレットは少々厄介だな】
「無理に外す事はできないみたいだし…。
これがあっても卍解はできる?」
紅【俺と対話できている時点で始解は問題ないが、卍解は今までの幸恵の霊圧があったからできたのだ。
今押さえ込まれた霊圧では卍解はできん…】
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