第45話 織姫との再会
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その頃織姫は自分に与えられた部屋に、一人ポツンと床に座って空を眺めていた。
「ここで大人しくしてろ」って言われたけど……
なんにもする事ないなぁ…
……おなかすいた……
私本当にここに来て良かったのかな…
私があの人達の傷を治す事で、戦いの渦が大きくなってるんじゃないのかな…
…ううん…でも…
今はどんなことをしても、私に利用価値があると思わせなくちゃいけない
せめて皆の戦いの準備が整うまでーーー…
織姫は自分に何が出来るのか彼女なりに考えていた。
そしてその時だった…
”ドンっ!!!”
虚夜宮全体にとてつも無く大きな霊圧が広がり、織姫を含め、他の破面や藍染達はそれを感じると、その霊圧の正体が一護である事を知った。
そして織姫の部屋に向かっていた幸恵も一護の霊圧を感じ取っていた。
「……一護……来てくれたんだね」
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”コンコン”
織「あ…はい!」
「やっほー!織姫ぇ〜!!♪」
”ギュ!”
織「Σえっ!…ゆ、幸恵ちゃん!?」
扉をノックする音が聞こえてきたので織姫は扉を開けた途端、いきなり自分に向かって飛びついてきたので、ソレに対して驚いた織姫だったが、その正体が幸恵だと分かると更に驚いた。
「織姫!会えて良かった!!
ひどい事されてない!?
藍染の霊圧に当てられたりして気分悪かったでしょ!?
あ、お腹空いてるよね!?
これ織姫の分で貰ってきたから食べて!」
織「ゆ、幸恵ちゃんちょっと落ち着いて!∪
く、苦しいよォ〜∪」
「あ、ゴメンゴメン∪」
幸恵にギュッと抱きしめられていた織姫が苦しがっていたので、直ぐにその腕を離すと、改めて幸恵の姿を確認した織姫は眼に涙を浮かべた。
織「…ぅ……うわぁああん!!
幸恵ちゃんが無事でよかったよぉ〜!!」
「織姫……。
心配かけてゴメンね
…私も織姫にすごく合いたかった
再会の場所がここじゃなかったらもっと最高なんだけどね」
幸恵は泣いている織姫の頭をそっと撫で落ち着かせると、幸恵自身も織姫に会えた事を心から喜んだ。
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