第45話 織姫との再会
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グリムジョーの力と体が戻り、彼も再び十刃に戻る事ができた彼は、その足で幸恵のいる部屋へと向かった。
「幸恵!」
"バンっ!"
「っ!…び、ビックリしたぁ〜∪
いきなり入ってこないでよ!
………あれ?
もう腕治してもらったんだ?」
部屋に突然やってきたグリムジョーの姿を見て体が元通りになっている事に気づくと、彼の服の所々に返り血が突いていた。
「ルピ…殺したんだ?」
グリ「あぁん?…あんな奴死んで当然だ
第6十刃は俺だけで十分だからな」
「…そっか…」
その一言を言い残し、幸恵は部屋を出て行こうとすると、グリムジョーは彼女の腕を掴んでそれを阻止した。
グリ「待てよ…」
「ん?何?」
グリ「どこへ行くんだ?」
「どこって…織姫の所に決まってんでしょ
私の大切な仲間がここにいるんだから彼女の側に居てあげたいの」
【……私は……ずっとここにはいれない】
【一護が私の事を心配してくれてるなら、私は彼等の所に帰らなきゃ】
グリ「……っ」
”グイッ!”
「Σなっ!……んっ…んぅ/////」
グリムジョーは幸恵の体を引き寄せると、そのまま深く唇を重ねた。
突然のことに驚いた幸恵は体を強張らせると、両手で彼の胸元をドンドンと叩いた。
「…ハァッ…グリムジョー/////
い、いきなり何…!?」
唇を離し幸恵は顔を真っ赤にしていると、グリムジョーは真剣な表情で彼女を見つめた。
グリ「……行くな
……あの女の所には行くな
オマエが行けば……ここにはもう戻って来ねぇような気がする」
……このまま手放しちまったら…
幸恵は…もう……
グリムジョーは柄にも無くそんな事を心配していると、幸恵はそんな彼が可愛く思ったのか、小さく笑みを浮かべた。
「クスっ…」
グリ「何笑ってやがる…!」
「はははは!…いや、グリムジョーって案外可愛いとこあるんだなぁ〜って思って」
グリ「Σなっ!」
「大丈夫!
織姫の所に行っても、またこの部屋に戻ってくるから
彼女の顔を見たいだけだしね!」
ニコッと笑みを浮かべた幸恵はグリムジョーを安心させると部屋から出て行った。
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