第45話 織姫との再会
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【虚夜宮(ラスノーチェス)にて】
藍「ーーーーようこそ
我らの城『虚夜宮(ラスノーチェス)』へ」
ウルキオラによって虚圏に連れてこられた織姫は他の破面達と一緒に藍染の前にいた。
藍「…井上織姫…と言ったね」
織「…はい…」
藍「早速で悪いが織姫
君の能力を見せてくれないかい?」
玉座から見下ろすように藍染は言葉を発すると、その今まで感じた事の無い霊圧に織姫は全身を振るわせた。
織「…っ!
………は…い……」
何…今の……体中の力が吸い出されるみたいな…
藍「どうやら君を連れてきた事に納得してない物もいるようだからね
…そうだね?ルピ」
ル「…当たり前じゃないですか……ボクらの戦いが全部…
こんな女一匹連れ出すための目くらましだったなんて…
そんなの納得出来る分けない…」
藍「すまない
君がそんなにやられるとは予想外でね」
ル「…………!」
藍「さて…そろそろだな
織姫、君の能力を端的に示す為に…グリムジョーの左腕を治してやってくれ」
グリ「Σっ!」
藍染は織姫に彼の治癒を指示すると、「そんな事出来るわけがない!」と藍染に食って掛かった。
しかし、顔女の能力は意図も簡単に彼の左腕を治していくと、その能力を見たルピとグリムジョーは驚きの表情を浮かべた。
ル「バカな…
人間がそんな高度な能力を……そんなわけないだろ…!」
藍「これは「事象の拒絶」だよ」
ル「なっ…!」
藍「彼女の能力は対象に起こったあらゆる事象を限定し・拒絶し・否定する
何事も起こる前の状態に帰す事のできる能力だ
それは『時間回帰』や『空間回帰』よりも更に上
神の定めた事象の地平を易々と踏み越える
神の領域を侵す能力だよ」
ル「………!!!」
完全に戻った腕を見て、グリムジョーは織姫に声をかけた。
そしてもう1箇所背中の傷を彼女に治させると、そこには「6」のマークが浮かび上がってきた。
ル「……何のつもりだよ……グリムジョー」
グリ「…あァ?」
グリムジョーは不敵な笑みを浮かべると、次の瞬間治ったばかりの左腕でルピの体を貫いた。
”ドンッ!!!”
ル「…グ…っ
…グリムジョー……てめぇ……」
グリ「そういうことだ
じゃあな”元”6番」
”ドンッ!!!”
グリムジョーはセロでルピの体をすっ飛ばすと、彼の上半身は跡形も無く消し去ってしまった。
グリ「………ク……ははははははははは!!!
戻った!!
戻ったぜ力が!!!俺がNo6だ!!!
第6十刃グリムジョーだ!!!
ははははははは!!!!」
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