第39話 彼と私の意外な時間
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「ぇ…っと∪
グ、グリム…ジョー?
いきなりどうしたの?∪」
ーーこの感情が何なのかは知らねぇ。
「私もしかして何か癇に障ること言った?∪」
…でも…何故か
「グリムジョー?
聞いてる?∪」
幸恵がアイツにーー。
…ウルキオラに取られると思うと
…スゲェイライラするんだ。
グリ「来い!!」
「え!?∪
ちょっと!!」
グリムジョーは幸恵の言葉が耳に入ってこず、そのまま強引に腕を掴むと、長い廊下をズンズンと歩いていった。
「ちょっと!
グリムジョー待ってよ!∪」
グリ「………」
「グ、グリ…ムジョー!
い、痛い!」
グリ「………」
彼女を引っ張りながら無言で歩き進めていくと、幸恵は時折腕の痛みに表情を歪めていたが、それでもグリムジョーは止まる事はしなかった。
”バンっ!”
”ドサッ!”
「Σキャッ!」
グリムジョーは幸恵を自分の部屋に連れて来ると、自室の扉を荒々しく開け、そのままベッドに幸恵を押し倒した。
悲鳴とともに幸恵の体はギシィっと音を立てながらベッドのスプリングが大きく揺れた。
何が起こったのか幸恵自身も状況が飲み込めず、ただただ目の前にいるグリムジョーを見つめる事した出来なかった。
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