第39話 彼と私の意外な時間
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今日は何しようかな。
此処って何も無いから正直つまらないんだよね〜。
いっつも夜だし…景色だって変わらないし
ザエルアポロの所だったら面白いの見せてくれるのかな?
幸恵は今日の予定を色々考えながら廊下を歩いていると、覚えのある霊圧が近づいてきた。
その霊圧に幸恵が気づくと、振り向くタイミングと同じに声をかけられた。
グリ「幸恵」
「あぁ、グリムジョーおはよう
ん…?
今私の事名前で呼んだ!?」
グリ「あぁ?それが何だってんだ」
「いや〜!まさかグリムジョーも名前で呼んでくれるなんて思ってなかったからビックリしちゃったよ♪」
グリ「…「も」ってどういう意味だ?
それに昨晩は何処行ってた」
「え?何で?」
グリ「昨晩幸恵の部屋に行ったが、いたのはノイトラだった。
アイツも幸恵の事探していたみたいだったがな」
う〜わぁ∪
ノイトラマジでいたんだ?∪
グリ「…で?
…昨晩は部屋に戻らねぇで何処にいた」
「えっと、昨晩はウルキオラの部屋にいたけど」
グリ「…っ…ウルキオラだ…と…?」
幸恵の口からウルキオラの名前が出た瞬間、グリムジョーはいつも以上に眉間にシワを寄せると、苛立った表情を浮かべていた。
グリ「…そう言う事か……『も』って事はウルキオラにも名前呼ばれたんだな?」
「うん、まさかウルキオラも呼んでくれると思わなかったからさ♪
でも少しは仲良くなれたみたいで嬉しくて」
グリ「……っ##」
”ドゴォン!!!”
「Σキャッ!!」
グリムジョーのイライラが溜まった次の瞬間、いきなり壁を強く殴るとそこには大きな穴が空き、幸恵もビックリして悲鳴を上げた。
ーー何でだ。
何でこんな女一人でイライラしている!!
コイツはただの人質の筈!
敵の筈!!……だが何故か気になってしまう
だからだろうか…
…コイツの口からアイツの名前が出ると。
…コイツの体からアイツの匂いがすると。
殺したくなるぐらいイライラする。
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