第39話 彼と私の意外な時間
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「…ん………ぁ」
次の日、目が覚めると幸恵の目の前には、自分の事を抱きしめたまま眠っているウルキオラの姿があった。
昨夜の事はもしかしたら夢じゃないのかと思っていた幸恵だったが、ウルキオラがいることで、それは現実だと分かった。
…もしかして、ずっと抱きしめていたとか?
え?…あのウルキオラが?∪
人間はゴミだと言っていたウルキオラが?
人間は所詮下等生物にしかすぎんと思い続けていたウルキオラが!?
メチャメチャ私を抱きしめているんですけどぉおお!!?/////
いや、嬉しいよ!
まさかウルキオラが抱きしめてくれてるなんて、私からしたら夢みたいな事だし、あ、ウルキオラファンには申し訳ないんだけど…∪
でも……でも!!
なんか嬉しい!!////
ウル「…なに一人で百面相をしている」
「Σうひゃあ!!/////
び、び、びっくりしたぁ〜∪
驚かさないでよ!」
ウル「幸恵が勝手に驚いただけだろう」
いつの間にか起きているウルキオラに声をかけられ、それに対して驚いた幸恵は心臓がドキドキしていた。
「ぁ…そう言えば名前!」
ウル「…何だ?」
「いや、…幸恵って」
ウル「名前で呼べと言ったのは貴様だろうが」
「うん、確かに言った……言ったけど…
何か変な感じだね∪////」
ウル「意味の分からん女だ。
今更止めろと言っても止めんからな」
「そんな事はいわないよ
でも…なんか少しだけ…少しだけだけど、ウルキオラと仲良くなれたのかなぁ?って思ってさv」
ウル「…仲良く…だと?」
「あ、ごめん∪
ちょっと言い過ぎた」
ウル「ーー仲良くかどうかは俺には分からん。
だが…悪くはない」
ツンデレか!?
ウルキオラもツンデレなのか!!?/////
ウルキオラはベッドから体を起こすと、無造作に先ほど着ていた尸覇装を脱ぎ捨て、クローゼットから新しい物を取り出した。
ウル「俺は今から部屋を開ける。
幸恵はどうする?」
「あ、私も一度部屋に戻るよ。
ノイトラもいい加減いないと思うし。」
ウル「…そうか」
「ありがとね
部屋に泊めてくれて!
また何かあった時は宜しく♪」
幸恵もベッドから起き上がると、乱れた服装を簡単に整え、ウルキオラの部屋を後にした。
そしてウルキオラも、自室に戻っていく彼女の後ろ姿を見つめると、彼女と反対方向に歩いていた。
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