【いつになったら目覚める？】



ん？……あんた誰？



【お前なら判るはず】



知るわけないじゃん……




【私は何時でもお前の横にいる】





よ…こ？





【我が名を呼べ……さもなくば朽ち果てよう】








「んっ……」


゛パチッ”


「此処…どこ？」




目を覚ました幸恵は身体を起こすと、見たことのない景色にただ呆然としていた。


「目が覚めたか？」




声がしてきたので幸恵は振り向くと、そこには冷静沈着な表情をした朽木白哉がいた。



「おぉ～～♪びゃっくんじゃないのｖ」




白「その呼び方は止めろ」



「気が向いたらね！」



幸恵は寝かされていたソファーから降りると思いっきり背伸びをした。


「そういえば私なんで尸魂界に来てるの？」




「兄が此処に連れてこられた理由は、これからおこなわれる隊首会で説明がある。」




隊首会？……ってことは十四朗や卯ノ花さんや白ちゃんに会えるんだぁ（≡▽≡）～♪

それを思った幸恵はルンルン気分で白哉の隊服を引っ張った。



「直ぐ行こう！今すぐ行こう！！間髪いれずに行こう！！！」


白「そんなに慌てずとも直ぐに向かう」



そして二人は隊首会に参加すべく、一番隊へと向かった。












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