第38話 ツンデレだジョー
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暫く長い廊下を歩いてグリムジョーの後をついて行くと、幸恵はある部屋に連れてこられた。
「……?」
グリムジョーは室内に入っていくと、大きなソファにドカッと座りこんだ。
幸恵が使っている部屋同様に、グリムジョーが入っていった部屋も作りがとてもシンプルで、ソファにベッド、テーブルといった必要最低限のものしか置かれていなかった。
グリ「いつまで突っ立ってるつもりだ。
さっさと入ってこい」
「え?…あ、うん
此処ってもしかしてグリムジョーの部屋?」
グリ「それ以外何に見えんだよ…バカか」
「………##(ムカっ)」
幸恵はイラッとした表情を浮かべ室内に入ると、グリムジョーは「隣に座れ」とでも言いた気にしていたので、幸恵は仕方なく彼の隣に座った。
「…で?」
グリ「んぁ?」
「いや、用があったから連れてきたんじゃないの?」
グリ「用件なんてねぇよ」
「……用が無いなら私部屋に戻るけど」
グリ「…チッ……暇してんだよ!
テメェこそどうせ暇なんだろうが!」
「……確かに暇だと言えば暇だけど…」
え?何!?…もしかして気を使ってくれてるのか!?
あのグリムジョーが!?
人間なんて興味ないって思っている奴が!?
「…グリムジョーってさ
以外と優しいね?」
グリ「……テメェ…
殺されテェか?##
……おい女」
「だから幸恵だってば
何?」
「テメェは何者だ
普通の死神じゃねぇな?…霊圧も他の奴等とは違う」
グリムジョーは横目でチラっと幸恵の事を見ると、彼も幸恵の霊圧が自分たちのものと質が違う事に気づいた。
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