第38話 ツンデレだジョー
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「まって!」
”グイッ!”
グリ「っ!……何だ女」
「女じゃない。
私は幸恵って名前なの
そんな事よりも…腕」
幸恵の視線の先には本来ある筈の左腕が無く、袖だけがユラユラと靡いているだけだった。
そんな彼の腕をみた幸恵は少し悲し気な表情を浮かべた。
グリ「…フンッ
何でテメェがそんな顔しやがる
関係ねぇだろ」
「……それでも…グリムジョーのそんな姿は見てられない」
グリ「んぁ?……テメェ頭おかしいんじゃねぇか?
敵に同情かよ。」
「煩い不良猫!」
グリ「っ!?」
「敵であってもそんな事関係無いわよ!
心配するのだって人間じゃ当たり前の事なんだからね!」
ったく…折角心配してあげてるのに
グリムジョーってば素直じゃないなぁ!
……まぁ破面のアンタにこんな事言っても無駄か。
こっちが心配してもどーせ何とも思わないだろうしね
じゃ、私は部屋に戻るよ」
幸恵はさっきまで掴んでいたグリムジョーの腕を離すと、彼とは反対方向に歩き出した。
しかし次の瞬間、今度は幸恵の体が先に進まなくなってしまい、何事かと思い後ろを振り向くと、自分の腕を今度はグリムジョーが掴んでいた。
「…え?何?
文句でも言いたいの?」
グリ「…来い」
”グイッ!”
「Σうわぁっ!
ちょっと!いきなり何!?」
グリムジョーは彼女の腕を鷲掴みにしてズルズルと引きずると、幸恵はされるがままグリムジョーに何処かへ連れて行かれた。
「ねー!ちょっと何処に連れて行くの!?」
グリ「……」
「ねー!ってばぁ!!」
グリ「……」
「ねー!!聞こえないの!?」
グリ「るせぇな!!#黙って着いて来やがれ!!」
「はぁ!?#
意味分かんない!場所ぐらい教えてくれたっていいじゃない!#」
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