第38話 ツンデレだジョー
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藍染からとっさに逃げてきた幸恵は、少し息を切らしながら廊下を歩いていた。
「ハァッ…ハァッ…∪
き、境界線を無くすとは言ってはみたけど…∪
だ、…駄目だ……惣右介に抱きしめられると体が拒否ってしまう∪」
…でも…不思議だな
前まではにあんなに惣右介のこと嫌いだったのに…。
さっきは一緒にいて不思議とイヤじゃなかった。
…Σはっ!…だからといって好きになったわけじゃないんだけどね!!
うん!決して好きじゃない!!
だって私の大好きな人たちを傷つけて、尸魂界を裏切ったんだよ!?
そう簡単には許せるもんですか!!
グリ「うるせぇ
独り言なら他所でやれ」
「Σきゃぁああ!!!∪」
グリ「チッ#…うるせぇっつってんだろーが#
殺すぞ」
「び、ビックリした∪
…ってか私の心を読まないでよグリムジョー」
グリ「テメェが一人でベラベラ喋りながら来たんじゃねぇか」
……まじか∪
私…声に出してたんだ////
…恥ずかしい////
幸恵の考えている事は、いつの間にか言葉となって口から漏れていたらしく、たまたま通りかかったグリムジョーの耳にも入って来ていた。
グリ「おい……傷……」
「…え?何?」
グリ「っ…だから傷はどうなのかって聞いてんだよ!」
「傷?……あぁ!この前の怪我の事?
大丈夫だよ。惣右介が治してくれたから
……え?
…何?
もしかして心配してくれてたの?グリムジョーが?」
グリ「るせぇ!!
テメェは藍染にとって大切な人質だからな
何かあったらこっちが面倒なんだよ!
それに人間がどうなろうと俺には関係ねぇよ」
グリムジョーは顔を背けると、そのまま彼女の横を横切ろうとした。
「グリムジョーらしいなぁ」と思いながらその姿を目で追ったその時、幸恵は一瞬驚いた表情を浮かべ、彼の腕を掴んだ。
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