第36話 貴方の本音は?
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その日の幸恵はとても機嫌が悪かった。
目を覚ますと相変わらず白くてシンプルすぎる空間に淋しさを感じつつ、外を見た景色は変わる事なく時間すらも、どのくらいたったのかなんて感覚すらも麻痺してしまいそうだった。
それだけならまだ良かったのだが、目を覚まし服に着替えそうとしたが、昨晩クローゼットの中に入れておいた自分の服が無くなっており、変わりに藍染が用意していた白の死覇装が置かれていた。
「何!?いじめ!?これは私に対するいじめなの!!?#」
絶対あの変態の仕業だ#
あいつ……勝手に私の部屋から持っていきやがったな##
幸恵は怒りを露にし、グッと手を握りしめた。
「……しかし…これを着なと着るものがない…#
~~~#何かあいつの想い通りになっているようでムカツク!#」
パジャマのままでいるわけにもいかず、幸恵は仕方なく藍染が用意した服に袖を通した。
「……スカート短っ!!ってか胸でてる!!しかもお腹まで!!」
コスプレか!?コスプレだよね!?
っていうかこれはヤバいから…いろいろと!!/////
鏡の前で自分の姿を見た幸恵は顔を赤らめ、この姿で暫く過ごさなきゃいけないと思うと、何だか気分も憂鬱になっていた。
「はぁ~…とりあえずここでじっとしてても埒が明かないからギンちゃんのところに行って別の服でも用意してもらおう∪」
自室の扉をゆっくりと開け、左右を確かめ誰もいない事を確認すると、幸恵は霊圧を頼りに市丸の元へと急いだ。
廊下は先の方までずっと続き、周りの風景も同じようなところばかりだったため、無事に市丸のところに着けるか若干心配をしていたが、集中して市丸の霊圧を探るとここからそんなに離れていないと思った。
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