第35話 執着
夢小説設定
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「……っ」
目を覚ますと
やはりそこは
白の世界だった
「……やっぱり…夢じゃなかったんだ」
昨日意識を取り戻した幸恵は、自分の視界に広がる真っ白な世界を見て現世じゃ無いと言う事は、すぐに理解する事が出来た。
本来ならこれから起こる事を現世で事前に防ぎ、織姫を守ってあげられたらと思っていたが、それすら叶える事が出来ない状況になっていた。
「…織姫……みんな…」
こっちの世界で私にしか出来ない事…
…必ずある筈!
幸恵は急に起き上がらない様に、今度はゆっくりと体を起こした。
…ん?…昨日より体が痛くない
ダルさも無くなっているし
幸恵は腹部を見てみると傷は確かに塞がっており、傷跡すら1ミリもない感じだった。
…藍染と東仙が本当に直してくれてたんだ
敵とはいえ治してくれたんだから、やっぱりお礼はちゃんと言うべきだよね?
「とりあえず、この虚夜宮の中を見学してみるか!」
幸恵はゆっくりとベッドから下り、扉にのドアノブに手をかけようとしたそのとき、いきなり扉が開かれた。
「Σっ!!」
ウル「…ここで何をしている」
「…ウルキオラか∪驚かさないでよ!」
ウル「勝手に驚いたのは貴様だ
食事と服を持ってきた」
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