第34話 真っ白な世界
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幸恵は敵である相手に、お礼を言うのはどうかといろいろ考えたが、それでも自分の命を助けてくれた事に変わりないと思い、薄れいく意識の中藍染にお礼を伝えた。
その言葉を聞いた藍染は、以前尸魂界で隊長をしていたときに見せていた柔らかな笑みを浮かべると、眠っている幸恵の額に優しく唇を落とした。
”…チュっ”
藍「…君のその言葉の一つ一つが私を虜にさせるんだよ
…でも幸恵君はそんなこと微塵も思ってなんかいないんだろう?」
でも、それでもかまわないさ
これから時間は沢山ある
少しずつでもいい
私だけのものにしてみせるさ
この光すらも届かない
作られた真っ白な世界で
END