第34話 真っ白な世界
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”ギィ”
藍「目が覚めたみたいだね幸恵君」
「……あ…い…染」
久々の再会に喜んでいるのか藍染は優しい笑みを浮かべ、幸恵が横になっているベッドの枕元にそっと腰をかけた。
藍「君が深手を負って連れてこられるのは、正直想定外だったよ。
君ならあのくらいの破面ぐらい簡単に倒せると思っていたからね」
「…手加減…して…あげた…の」
藍「…クスッ…幸恵君らしいね…。
傷の具合はどうだい?
思った以上に酷かったから、東仙と私の鬼道で傷口は塞いである。
…っといっても急に動けば、再び傷口は開いてしまうよ……それと出血も多かったからね」
「…敵である…アンタ…達に…助けられるなんて……」
藍「愛しい幸恵君に死んでもらっては困るからね」
藍染は優しく彼女の髪に触れ、それから愛おしそうに頬に手を沿えた。
「動けたなら…気安く…触らせない…のに#」
藍「クククっ…それは残念だったね」
「…………ねぇ……私どのくらい…寝てたの?」
藍「そうだね…1週間ぐらいだったかな」
「…一週…間……そりゃ…ダルいわけ……か」
……一週間も意識が無かったなんて……
正直自分でも信じられない……まぁ、それだけ傷も深かったって事なんだろうなぁ…
どちらにせよ今の状態じゃ、まともに動く事なんて出来ない……今は大人しく……横になっておこう
「……藍染……」
「…私の事は惣右介と呼んでくれないかい?」
「……藍ぜ「惣右介と呼んでくれないかい?」
「……ハァッ∪……………惣右…介」
藍「クスっ…何だい幸恵?」
「…ーーー傷…治してくれてて……ありが…と」
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