第33話 己の無力さ
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一護とルキアの前にグリムジョーが現れた。
その霊圧はとても重く、ディ・ロイとは比べ物にならないぐらいビリビリとしたものがあり、二人はその場から動けずにいた。
何だ…この霊圧は…!?
此奴も破面…!?
本当に…さっきの奴と同じ種族なのか…!?
霊圧のレベルが……
…違いすぎる…!!!
グリ「………どっちだ?」
ル「!?」
グリ「強ぇのはどっちだって訊いてんだよ」
グリムジョーそのものにただ者じゃないと察知したルキアは一護にその場を退く様に言ったが、次の瞬間ルキアに衝撃が走った。
”ガキィン!!”
「「「Σっ!!」」」
「…間に合ってよかった」
ル「…幸恵…」
グリ「…てめぇ」
間一髪の所で瞬歩で追いついた幸恵はルキアの前に回り込み、自分の残魂刀でグリムジョーの攻撃を阻止すると、彼女を抱えてその場から距離を取った。
黒「幸恵!どうしてここに!?」
「私の大好きなルキアがピンチの時に来ない訳ないでしょ
……それに『守る』って決めたんだから」
グリ「テメェがあの藍染が言ってた女か……藍染は『無傷で』っていってたがテメェがどれだけ強ぇのか試してみたくなったぜ」
「あ~それは無理だよ」
グリ「…んだと?」
「だって私がここに来たのはグリムジョーと戦う為に来た訳じゃなくルキアを助ける為に来ただけなんだもん。
それに、イールフォルトの所に早く戻らないと、アイツとの戦いがまだ途中だしね」
黒「お前わざわざその為に!?」
「うん。向こうは恋次に任せているよ…でも早く恋次の所に戻らないと、次の被害者が出ちゃうからね」
グリ「…っ…バカにしやがって#!!
無傷じゃなくて手足の1.2本へし折ってやる!」
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