第32話 動き出した破面
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日も完全に落ち、辺りは三日月の光によって薄らと照らし出されている頃……
グリ「…揃ったか」
空間を引裂、声を発した者の目の前に5人の破面が姿を現した。
グリ「誰にも見られてないだろうな」
シャ「無論だ…ここへ来る途中複数の強い霊圧を感じた
ウルキオラの報告と一致しない…」
グリ「…ちっ!
探査神経(ペスキス)を前回にしろ」
最初に声を発した本人、グリムジョーは5人の破面に指示を出すと全員霊圧の持ち主を特定する為に意識を集中させた。
グリ「…思った通りだ……メチャクチャ増えてやがる…!
尸魂界から援軍を呼びやがったか…
ゴタク並べてねぇで最初から殺しときゃこんな面倒にゃならねぇのによ…だからテメェは微温ィってんだバカが…!
ディ・ロイ
シャウロン
エドラド
イールフォルト
ナキーム
行くぜ……遠慮も区別も必要ねぇ…
少しでも霊圧の在る奴は……一匹残らず皆殺しだ!」
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その頃、浦原商店ではシャッターの隙間からジン太が何やら外の様子をうかがっていた。
ジン「店長ォ~~~まだ居るぜアイツ~~~」
「…別に困る事無いじゃない∪
さっきも言ったようにここを必要としてるんだから、入れてあげれば良いじゃない」
喜「でも幸恵さん、向こうに用はあってもこっちには用件なんてないんスよ?」
「…話しぐらい聞いてあげても減らないんじゃないですかぁ?」
喜「何言ってるんスか!幸恵さんとのコミニュケーションの時間が減るッス!」
「…………∪///////」
嬉しさ半分恥ずかしさ半分だよ…それ∪
…あ、そろそろ奴らが動き出す
一応喜助さんからの薬は飲み続けていたから、けがの方もいい感じに治ったから大丈夫ね…。
「喜助さん」
喜「何スか?」
「今夜は嵐が来るから気をつけてね」
喜「…嵐っスか?」
幸恵はその場で死神化し、準備を整え店から出て行こうとすると後ろから喜助によって抱きしめられた。
「っ…喜助…さん?/////」
喜「…無茶だけはしないでください」
「うん…約束」
喜助は最後に強く彼女を抱きしめると、小さな声で「いってきます」と一言言い残し、店を後にした。
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