第27話 ただいま現世
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「久々の浦原商店だぁ♪…あ、でもこういう場合って「ただいま」って言ってもいいのかなぁ?」
ジン太「何言ってんだよ。そんな事当たり前じゃんか!此処が家なんだから」
ウルル「また…前みたいに…一緒に住めるね//////」
「っ…」
そっか…私の居場所って
此処(異世界)にもあったんだ
「クスっ…ありがとう!そしてただいま」
幸恵はニッコリと微笑むと、それを見たウルルとジン太はギュッと彼女にに抱きついていったが、ただ一人喜助だけは早く彼女と二人っきりになりたいと思っていた。
喜「ほらほら二人とも、幸恵さんは帰ってきたばかりで疲れてるんスから」
ジン太「えー!別に良いじゃんかよ!なぁウルル?」
ウルル「わ、私も…もう少し…幸恵さんと一緒にいたい/////」
「っ!!か、かわいい!!//////も~~!二人は私にとって癒しだよっv私は全然疲れてないから久々に遊ぼっか♪」
喜助の気持ちを知るよしもない幸恵は無邪気に甘えてくる二人に夢中になてしまい、喜助はガッカリした表情を浮かべていた。
夜「残念じゃったのぉ喜助」
喜「はぁ~~…アタシは少しでも早く幸恵さんと二人っきりになりたいんスけどねぇ」
夜「クスっ…早速ふられよったのぉ(笑)」
喜「夜一さん…久しぶりに一緒に散歩にでも行きませんか?」
夜「珍しいのぉ、…まぁよい出るか。…幸恵少し喜助と出てくるから留守を頼むぞ?」
「うん♪こっちの事は任せて!いってらっしゃい」
幸恵は二人を見送ると、喜助を夜一は店を出て行った。
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喜「尸魂界…大変だったみたいっすね。本当にすみませんでした」
夜「その事はもうよいと一護も言っておったではないか」
喜「…その…あっちでは……幸恵さんは」
夜「なんじゃ?幸恵の事が気になっておったのか。まぁ、あ奴なりに色々大変じゃたからなぁ」
喜「と言いますと?」
夜「幸恵は先の未来を知っている分、大切な者や朽木ルキアや他の死神達を藍染から必死に守ろうとしていた。それは簡単な事でない事は儂にだってわかった。どんなに体に傷を付けようと…沢山の血を流して瀕死の状態になろうとも…大切な者を守りたいと思う幸恵の気持ちは本物じゃった」
喜「……そうだったんですか」
夜「喜助…幸恵は見た目あんなに元気で他の奴に振る舞っているが、心の中では抱えきれないほどの不安を一人で抱え込んでおる…御主が本当に幸恵の事を心から思うておるなら、本来儂とこんなとこので油を売っておる訳にはいかんのじゃないか?」
喜「………っ」
ままままさか!!
私の幸恵さんが尸魂界でそんなに大変な事になってたなんて!
杇木さんを奪還するには多少の怪我は仕方ありませんが、瀕死の状態になるほどだったなんて!!
黒崎さんは一体何をしていたんスか!!
夜一の言葉に言葉を無くした喜助だったがそんな彼に夜一は再び声をかけた。
夜「あ、……そうじゃ言い忘れておったことがあったんじゃが、幸恵に好意を持っておるのは御主だけとは限らぬぞ」
喜「っ!!!そそそ、それは一体どういう事っスか!?」
夜「どういう事もなにも、そのままの意味じゃ。まぁ御主もフラフラしておったら幸恵が取られるかもしれんぞ?」
喜「すみません夜一さん!!アタシ一足先に戻るっス!!」
夜一は喜助の顔を見るなりニヤリと笑みを浮かべると、それを見た喜助は顔面蒼白になり、いても立ってもいられなくなった喜助は急いで家に戻っていった。
夜「フッ…面倒な奴じゃ」
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