第24話 天に立つ!

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黒「…ま…待て…あんた…なんで俺達が…西流魂街から来るってわかってたんだ…?」


藍「…おかしな事を聞くね。決まっているだろう。西流魂街は浦原喜助の拠点だからだよ。彼の作る穿界門で侵入できるのは西流魂街だけだ」


黒「…な…」


藍「…何だその顔は。君達は彼の部下だろう?君達は浦原喜助の命令で朽木ルキアの奪還に来たんじゃないのか?」

黒「…ど…どういう…」

藍「…成程。どうやら何も聞かされてはいないようだね…まぁ良い。最後だ僕が教えておこう。」


藍染はルキアの首輪を引っ張り歩き、崩玉の全てを一護達に教えると真実を知った一護とルキアは大きく目を見開いた。


藍「…だが幸い数ヶ月後に君は現世で発見された。僕は直ぐに四十六六室を―――」


そのあとを言おうとしたその時だった。
彼の背後からは、真っ先に駆けつけた死神の姿があった。



「藍染!!!!」


゛ズダァアン!!”


死神は刀を振りかざすと、大きな衝撃と共に辺りには砂煙が充満した。


藍「随分久しぶりだね。その顔を見るのは…どういう心境の変化かな…狛村くん」


狛「何故…そう笑っていられるのだ…藍染!!!我ら全員を憚った貴公の裏切り…儂は決して許しはせぬ!!…貴公もだ東仙!何か弁明でもあるなら言ってみろ!」


東「…」


狛「…無いのか何も…!……残念だ…東仙!!卍解!!」


何も口を開かない東仙に絶望した狛村は己の霊圧を高め卍解をした。
しかし次の瞬間、自分より遥か遠くにいたはずの藍染は狛村の目の前に立っていた。


「だめ!…狛村隊長逃げ」


藍「破道の九十『黒棺』」


゛ギシィ!!”


「いやぁあああ!!」



――――…同じ隊長格同士で……ここまで手も足も出ねぇのかよ―――――…


藍染の放った黒棺で全身から血を噴き出した狛村は地に崩れると、藍染は再び崩玉の説明を始めた。



ヤバい!どうにかして止めないと!

崩玉が藍染の手に!!


お願い…私の足…少しでいいから動いて!!


幸恵はドクドクと流れる血を必死に手で押さえ、痛みにも堪えながら立ち上がろうとした……が。



市「今動いたらあかんよ。ちゃんと此処で大人しくしときぃ」


゛ザシュ!!”



「ぐぁああああああ!!!!」


黒・ル「「幸恵!!」」


市丸はもう片方の足に斬魂刀を突き刺すと、新たな鮮血が地面を赤く染めていった。


藍「ギン、あまり僕の幸恵君をいじめてはいけないよ。…さて、そろそろ崩玉を頂くとしよう」


藍染はルキアの胸に腕を突っ込むと、体内からは藍染が今まで探し求めていた崩玉が姿を現した。








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