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第22話 真実

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重苦しい幸恵の霊圧が辺り一面を包み込むと、額からうっすらと汗をかき息を少々荒くしている藍染とギンの姿があった。


そしていつ攻撃をしてくるか分からない藍染に、幸恵は斬魂刀を握り締め鋭い眼光を彼らに突きつけた。



「残念だったね…思い通りにならなくて」



藍「…フッ…本当に残念だったよ。まさか幸恵君がここへ来ることは予想すらしていなかったからね」



幸恵の問いかけに対して藍染は、先ほどまで雛森に向けていた笑みを覆すように豹変すると、冷たいほどの冷酷な笑みを浮かべた。



雛「……どういう…ことです?……藍…染…隊長」



藍「くくくっ…本当のことを教えてあげるよ雛森君」



雛「た…い…長?」




藍「そう、幸恵君の言うとおり、僕は雛森君を…」









藍「殺すはずだった」










雛「―――――…え…?」



大好きな隊長からの信じられない言葉を聞いた雛森は自分の耳を疑うと、溜まりに溜まった涙は目から溢れ出し頬を伝って流れおちた。



藍「何もかも幸恵君が正しいよ。私の野望の為に君たち死神をずっと利用させてもらった…だが今となっては雛森君は用済みだ……邪魔なものはいつまでもそばに置いていても荷物なだけだからね。だからすぐにでも処分が必要だったのさ。――――…でもその代り再び欲しいものが現れたんだ……幸恵君、私はどうしても君が欲しい…何が何でも君を私の物にするよ」



「ふざけるなぁあああ!!!卍…解!!…――――月鏡百来紅覇(ゲッキョウハクライコウハ)」



幸恵は藍染の話を聞いて怒りを爆発させ、とうとう斬魂刀の卍解をした。







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