「ふ――っ！」

「危なかったなあんた達！」

「よりによって仲間を疑うなんてヒドイ奴だ」

「怪我はないかい？」



男は意識を失うと、ソコには何人かの死神が織姫たちを助け、織姫はそんな彼らにお礼を言った。

しかし石田だけはどうも負に落ちなかった。


……まて。良く考えろ

今の状況で僕達をを助けるのはおかしくないか？

酔っていたとはいえ言い分は完全に十一番隊が正しかった。

十二番隊の服を着て十一番隊を名乗った僕達はあきらかに異様だったはずだ。

その僕達をわざわざ助ける理由―――――――……っ！！


そして石田は何かを思い織姫に声をかけた。


雨「い…井上さん！！離れ…」


゛ドォォォン！！”


石田が声をかけたと同時に織姫の近くにいた死神が何人か爆発をしてあたりを吹っ飛ばしてしまった。


「…え？な…あ…あれ…？え？うわぁあああ！！！隊長！涅隊長！！話しが違うじゃないスか！！」


「クソッ！来るのが少々遅れた…………マユリ、爆破はさせないよん」


初めの何人かが吹っ飛ばされたあと、急いで駆けつけた幸恵は気配を消し、瞬歩でマユリが持っていた起爆装置を一瞬にして取り上げた。





.