その頃空き地の方では、一護と石田を囲むようにして虚が沢山集まっていた。



一「俺のおふくろは虚に殺された」


石「∑っ！！」


一「なんていうか俺は……俺の同類を作りたくねぇんだ。……俺はスーパーマンなねーから世界中の人を守るなんてデケー事はいえねぇけど、両手で抱えられるだけの人を守ればそれでいい・なんて言えるほど控えめな人間でもねぇんだ……俺は山ほどの人を守りてぇんだ」



「えらいぞ一護ぉぉｖｖその台詞を私がそれだけ待ち望んでいたか♪ん～～～～ｖカッコイイｖｖ」



一護の台詞を聞いた幸恵はいきなり二人の前に現れると、一護に抱きついてきた。


一「うおぉぉ！！/////幸恵！いきなり現れんなよ！/////（むっ胸がぁ！/////）」


「気にしない気にしないｖ破道の三十一『赤火砲』」


゛ドォォン！！”


幸恵は鬼道を使うと一瞬にして数十対の虚を撃退した。
しかし先ほどから虚の様子がおかしく、皆が天を仰いでまるで何かに祈ってるように見えた。



「二人とも気をつけて……メノスが来る」



幸恵がそういった瞬間空には亀裂が入り、そこからは巨大虚が顔を覗かせていた。
そして少し遅れて喜助たちも登場し、ウルルとジン太とテッサイは虚を倒していった。


喜「黒崎サーン！助けにきてあげましたよ――ン♪」


一「てめぇはルキアの知り合いの下駄帽子！？」


「喜助さん早かったねｖ」


喜「幸恵さん怪我はないっスか？ｖ」

「うんｖねぇ喜助さん……メノス倒してもいい？♪」


喜「大丈夫なんっスか？」



幸恵は笑顔で「たぶんねｖ」と答えると、後から一足遅れてルキアとコンもやってきた。










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