第19話 処刑を阻止せよ!
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市「どないしたん?」
ル「∑っ」
市「急にえらいボーっとして」
ルキアは昔のことを思い出していた。
ギンと出会ってからこの男の全てが今でも恐ろしく、それが何一つかわっていないということを。
市「あァそうや、死んでへんみやいやねェ…阿散井クン」
ル「…な…!!まさか…!」
市丸の言葉にルキアは確かめるようにして恋次の霊圧を捜した。
しかし、それはとても弱く微かなものへと変わっていた。
市「死ぬやろね直ぐ」
ル「っ……」
市「可哀相やなァ阿散井クン…ルキアちゃん助けようとしたばっかりに…」
ル「!?莫迦な…!適当なことを言うな!!何故恋次が私を…」
市「怖い?」
ル「…何……だと…?」
市「死なせたないやろ、阿散井クンも他の皆も……死なせたない人おると急に死ぬん怖なるやろ?」
ル「…………………!!!」
市丸の言葉を聞いてルキアは思いっきり睨みつけた。しかし、市丸は口元を上げて再び不適な笑みを浮かべた。
市「助けたろか?」
ル「…な…!?」
市丸の一言でルキアは信じられないといった表情を浮かべ大きく目を見開いた。
何を言ってるのだこの男は!?…正気か!?
私を助けて何の得がある!?一護や恋次を助けて何の得があるのだ!?
いや……それとも本当に――――…
そして、市丸はそっとルキアに近づくと優しく頭に手をのせて言った。
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