第19話 処刑を阻止せよ!
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紅【もう終わりか?】
「…ハァッ…ハァッ……冗談じゃないわよ…終わりだなんていわせない!」
紅【――そうだろうな】
幸恵は朝早くから紅覇とともにひたすらに修行をしていた。気が付けば上りかけていた太陽は幸恵の頭上まで高々ののぼり、それが昼時をあらわしていた。
紅覇のコピー能力で自分の分身を五人作り出し、朝からずっと戦っていたが幸恵も大分息が上がり始め、体のあちこちに切り傷を負っていた。
「クッ……ハァッ…ハァッ…私だって何時までもモタモタしてられないのよ……縛道の四!『這縄』!!」
゛ザァ!”
幸恵は一気に五人の紅覇を縛り上げると残魂刀を引き剥いて切りかかりに行った。
紅【コレで動きを封じたつもりか?】
゛ガキンっ!”
紅覇は霊圧の密度を高めて這縄を解くと、その場を高く飛び上がりそのまま幸恵に目掛けて切りかかりに行った。
紅【強くなりたければ己の本能を信じろ……守りたければ覚悟を決めろ!そして皆を信じてやれ!!】
ねぇ…ルキア…
今は私を信じて…
一護を信じて…
仲間を信じて…
変えることの出来ない運命は…私が変えてみせるから…!
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