第18話 私の思いを…
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その日の夕方、幸恵は白哉と共に朽木邸に戻ってきた。
四番隊の救護室で新人の死神から思いもよらぬ告白を受けて驚いた幸恵だったが、そこで運悪く白哉と出くわした。
それから幸恵は戻ってくるまでずっと無言のままだったが部屋に戻ってくると、今まで黙っていた白哉が口を開いた。
白「…先ほどの出来事…如何にして私に弁明するのか?」
そして黙っていた幸恵も、白哉の方を振り返ると口を開いた。
「弁明はないよ…白哉もあの告白を聞いていたんだから、今更言い訳をする必要もないよ……でも、私はそんなことよりも、今の白哉の気持ちを聞きたい……」
白「何のことだ?」
「朝方…白哉が繊罪宮で私に言ったこと嘘だよね?」
幸恵は真剣で且つ悲しげな表情をしながら問いただすと、白哉はいつもと変わらない表情で答えた。
白「…偽りを言った所で何になるというのだ。ルキアの処刑は四十六室での決定事項…罪を犯したモノに今更同情することもなかろう……今の私には幸恵さえ居てくれればよい」
その言葉を聞いた幸恵の目からは一滴の涙が頬を伝った。
未来を変えることになっても幸恵には掟よりも、昔交わしたあの人との約束を思い出してほしかったから。
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四番隊の救護室で新人の死神から思いもよらぬ告白を受けて驚いた幸恵だったが、そこで運悪く白哉と出くわした。
それから幸恵は戻ってくるまでずっと無言のままだったが部屋に戻ってくると、今まで黙っていた白哉が口を開いた。
白「…先ほどの出来事…如何にして私に弁明するのか?」
そして黙っていた幸恵も、白哉の方を振り返ると口を開いた。
「弁明はないよ…白哉もあの告白を聞いていたんだから、今更言い訳をする必要もないよ……でも、私はそんなことよりも、今の白哉の気持ちを聞きたい……」
白「何のことだ?」
「朝方…白哉が繊罪宮で私に言ったこと嘘だよね?」
幸恵は真剣で且つ悲しげな表情をしながら問いただすと、白哉はいつもと変わらない表情で答えた。
白「…偽りを言った所で何になるというのだ。ルキアの処刑は四十六室での決定事項…罪を犯したモノに今更同情することもなかろう……今の私には幸恵さえ居てくれればよい」
その言葉を聞いた幸恵の目からは一滴の涙が頬を伝った。
未来を変えることになっても幸恵には掟よりも、昔交わしたあの人との約束を思い出してほしかったから。
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