それから幸恵は新人の死神たちを四番隊へと連れて行くと、彼らの事情を卯ノ花に説明をした。


「ッというわけだったのι卯ノ花さん、彼らの体内に入っている爆弾を取り除くことできるかな？」


卯「まぁ、そうだったんですか。えぇ大丈夫ですよ…幸恵さんもお忙しいのに有難うございます。彼らの爆弾は直ぐにでも取り除きましょう。勇音第七上級救護班を呼んでください」


勇「はい、では十二番隊の方たちはこちらへ」


「有難う卯ノ花さん！♪貴方達も良かったねｖもう大丈夫だからｖｖ」


「「「っ！！//////」」」



幸恵は彼らにﾆｯｺﾘと微笑むと、三人の男達は頬を赤く染めた。



幸恵さん…かぁ/////
僕は雛森副隊長に憧れていた。
でも……こんな新人の僕達をあの人は救ってくれた/////
もしかして……彼女こそが僕の運命の人なのかもしれない////


一人の新人死神は自分を助けてくれた幸恵に淡い恋心を抱きながら勇音と共に治療室へと入っていった。



「じゃあ卯ノ花さん、あの人たちの治療が終ったら教えてください、様子も気になりますから」


卯「はい、分かりました。では後ほど」



心優しい幸恵を見て、卯ノ花は優しく彼女の頭をそっと撫でた。
それに対して幸恵はまるで母親に頭を撫でられてるような感覚を感じ、嬉しそうに笑った。




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