7話 蜘蛛の巣
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「ねー八戒♪今日は天気がいいね!」
八「そうですね♪洗濯物も直ぐに乾いてしまいそうですよ……クスッ(微笑)名無し、こんな所に花弁がついてますよ」
「え?どこどこ?」
外は春の陽気にさそわれて日差しがポカポカと降り注ぎ、春風と共に名無しの髪には桜の花弁がついていた。
八戒はそれに気付くとそっと花弁をとってやった。
何俺以外の奴にそんな顔すんだよ
その表情は俺だけのものだ……他の野郎に向けることは許さねぇ
一人面白くない・といった表情で見ていた悟浄は二人のやり取りに殺気だち、持っていたグラスに力を込めすぎてパリンと音を立てた。
そしてその日の夕方、あんなに晴れていた空はいつのまにかドンヨリと曇り、いつしか大雨まで降るようになった。
「もー!昼間はあんなに晴れていたのに何で雨が降るのよ!?」
三「ここら辺の天気は変わりやすいんだろ…明日には晴れる」
「だといいんだけど……じゃあ私先にお風呂に入ってくるι」
それといって何もすることがなかった名無しは部屋に備え付けてある浴室へと向かった。
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