6話 己の欲情
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「皆何処に行ったんだろ?」
太陽が空の真上に差し掛かった頃、三蔵一行の仲間である名無しが森の中をさ迷っていた。
昼間だと言うのに生い茂った森の中では光は差し込まず、湿った空気が辺りを包み込んでいた。
彼女が皆とはぐれたきっかけは、今から30分前のことだった。
いつのも様に妖怪の襲撃にあい、四人は妖怪と戦っていた。
しかし、名無しは戦えないのでジープの中で隠れていると、何人かの妖怪に見つかり森の中へと逃げたのだ。
それで今、三蔵達とはぐれてしまっていた。
「何処から来たのかも分からないしιはぁ……最悪ι」
名無しはウロウロしてても意味がないと思い、一旦その場で考えることにした。
そして数分がたったその時、後から声がしてきた。
「こんなところで三蔵一行の一人に会えるとは思わなかったな」
驚いた名無しは護身用に身に着けていた小刀を鞘から抜き身構えた。
そしてそこに立っていたのは幻術使いの雀呂だった。
ッ!……私今日厄日?ι
何で雀呂がここに
「三蔵一行を追って先回りして様子を伺おうと思ったが…運良く貴様が此処を通ったお陰で手間がはぶけた…三蔵一行の元に案内しろ」
雀呂はそういうとジリジリと彼女の元に歩み寄ってきた。
ヤバイ!!……私一人じゃこいつを倒すことなんてι
バツの悪そうな顔をした名無しは一目散に強行突破の手段を試みた。
そして逃げようとしたが不運にも雀呂にあっさり羽交い絞めにされ、その場に押し倒されてしまった。
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