41話 不安な思いは凶器に変わる
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「ただいま!!」
”バンッ!”
それから30分後、私達は荒い息づかいで急いで宿に戻ってきた。
そして、勢いよく扉を明けると、そこには驚いた表情を浮かべた八戒達の姿があった。
「ハァっ…ハァっ…##NAME2##…は…!?」
空「ミサ今まで何処に行ってたんだよ!?」
八「直ぐにミサさんが帰ってくると思って待ってたんですけど、2時間ぐらい前に##NAME2##さん帰ってしまったんですよ?」
「…………ぇ」
三「悟浄、テメェがミサを呼んでくると言って出て行ったんだろうが。
ちゃんと伝えなかったのか?」
浄「…あ……その…」
「……ど、…どう言う事……ですか?
八戒さんがどうしても買って来てほしい物があるからって言って悟浄さんに買い物リストを渡したんですよね?」
八「え?僕は悟浄に買い物なんて頼んでいませんよ」
「それに町外れに珍しい野菜を売っているお店があるって、悟浄さんに教えたのも…八戒さんじゃ……。」
八「町外れにお店なんてありませんよ
市場はこの町の中心街にしか無い筈ですから」
ーーえ……じゃあ…これって……全て…。
「う、嘘…だったん…です…か?」
浄「………」
「騙してたんですか!?…ヒクッ…楽しみに…ヒクッ…楽しみにしてたのに…ぅう…悟浄さん酷いです!!」
浄「ミサ!!」
悟浄さんに全て騙されたと知った私は、目から止めどなく涙がこぼれ落ちてきた。
何で…
何で…!
何で!!
私は部屋から飛び出し、自分の部屋に戻ってくるとベッドの上で大泣きをした。
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